名草神社は、養父市八鹿町(ようかちょう)妙見村に鎮座し、妙見山(みょうけんさん)(標高1139m)の中腹(標高800m)に位置します。古くは「妙見社」と称して、近世の但馬地方における妙見信仰の拠点として栄えました。平成22年、「名草神社」として国指定の重要文化財に指定され、養父市内では、明治37年指定の「名草神社三重塔」以来106年ぶりの重要文化財指定になります。これにより、名草神社にある本殿、拝殿、三重塔の3棟の建造物が国指定文化財になりました。国指定の建造物が3棟も並ぶ場所は北近畿でも他にはありません。
江戸時代に建てられた大規模な本殿と拝殿は大変すばらしいもので、龍や獅子、鳳凰や力童子などの精巧な彫刻も見られ、兵庫県を代表する貴重な建造物です。
【注意】冬季は積雪のためアクセス不可。また、道が細いため通行には十分ご注意ください。
Copyright © 2010- Yabu City Tourism Association All Rights Reserved.